『「元男」「生物学的には男性」などと呼ばれることについて』
こんにちは☆ ちぃです(*┃ω┃*)ノ
多分正解のない話ですね。
性別移行した人や、性別移行している途中の人に対して「元男/元女」「生物学的には男性/女性」「生まれた時は男の子/女の子」などなどいろいろ言われますよね。
私自身もこのブログなどでは自身を「元男子」と表現することが多いです。
確かに性別移行したのだから「もともとの性別」というのがあって当然でそれを他者に分かりやすく伝えようとすると必然的に上記のような言い方になってしまいますよね。
しかし、まざまざと「もともとの性別」を言われているのって、性別移行してる人にとってはどうなんだ?というお話。
ここらへんは当人それぞれという部分が強いです。
自身の元の性別も性別移行した事実もかなりポジティブに考えていて、さらに自身が性別移行していることを公表しているのなら、「元男/元女」という呼ばれ方でも問題ないと思います。
でも逆に性別移行したことをあまり公にせず、元の性別とか関係なしに「男/女」で接してほしい人にとっては、元の性別を表現する呼び方はあまり心地よくはないのかもしれません。
また、本人の状態にもよるところは大きいと思います。
たとえば性別移行前や性別移行の初期段階、まだ望みの性別での実生活を送っていない場合などの社会的性別による部分から、もともとの性別が分かる呼び方でも「仕方なし」と思うこともあるのかなと。
私自身がそうでした。
今現在で私は、リアルでは女性として生活しているので、やはり不用意に「元男」や「生物学的には男性」と呼ばれることはあまりいい気分はしません(言われたことないけど)。
その半面、ブログなどでは「元男子として活動」してる部分があるので、まぁ「仕方ないかな」と思います。
ではどんな言い方が正しいの?ってことなんですが、冒頭にも述べたように正解はないのかなって思います。
無難な言葉として、あまり日本では浸透していないけれど「トランス男性」「トランス女性」という言葉がありますね。
あとはアルファベットで「MtF」「FtM」とか「トランスボーイ」「トランスガール」とかかなぁ。
でも、性別移行を強調する場面や元の性別を言わなければならない場面以外では、本人のアイデンティティに沿って「男性/女性」と呼ぶのが、一番の無難かなと思います。
よくよく考えると性別移行を強調する場面ってそうそうない気がします。せいぜい病院……とか?
ではでは(*┃ω┃*)ノシ
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